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 アグリツーリズム とは・・・

 アグリツーリズムとは、農村・農場への旅行、滞在型の余暇活動。
 広義には、「都市と農村の交流」をおこなうこと、また「都市と農村の交流」を通じて、実際に
 田畑、牧場、里山、農家で農業活動をおこない、充実した時間を過ごすことを指します。

 農産地を訪れる“グリーン・ツーリズム”をさらに体験型に特化した積極的な参加型コミュニケーションを
 図ります。また漁村に滞在する場合は"ブルーツーリズム"と呼ばれ。「グリーン」は緑の意味の他、
 エコロジーの意味もあるのでエコツーリズムと混同されることがあります。

 アグリツーリズムの発祥はヨーロッパで、都市の人が農村に長期滞在してのんびりと過ごすという
 ものですが、日本は都市と農村の距離が比較的近いこと、祝祭日は別として長期休暇が取りにくい
 などの理由から、日帰りや滞在する場合も短期の場合が多いのが現状です。

 具体的には、次のようなことを年間を通じて継続的に体験することが大切です。
 1.農業や農村体験(田植え・稲刈り、搾乳・牧場、畑作業・収穫など)
 2.農林水産物を介した活動(産直・直売所など)
 3.イベント(ふるさとまつり・農林まつりなど)
 4.学校教育における農村や農業とのふれあい
 5.自然の営みとのふれあいまで、幅広く都市と農山漁村との交流一般を指すこと

 イギリスではルーラルツーリズム、イタリアではアグリツーリズモとも言われます。
 民俗学では農村や地方で残っているとされた民俗資料が重視され、そこでしばしば近代化進行に
 よって失われつつあった自然調和の生活が、後に再評価されたのであり、地域振興という一面も
 あります。

 NPO法人アグリツーリズム協会の食と農と環境をテーマにした活動は、都会で暮らす人たちが
 里山での農業体験を通じて、食育の問題や食料自給率の向上等を目指し、互いにコミュニケーション
 を創りだすことにより、都市ライフラインの確保から里山を活かし、都会の人々を生かすことに繋がる
 と考えます。

 現在、農山魚村の高齢化や過疎化により、遊休地や耕作放棄地が増加し、地方は危機的な
 状況を招いています。今までのように都市と農村の交流が、都市住民の個人的な繋がりから、
 今後はNPOを中心にして企業や大学などの組織的な連携へと拡大していくことが求められています。